1991-02-15 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○京谷政府委員 お話がございましたように、昨年末の日ソ地先沖合漁業交渉の結果、北方四島に囲まれましたいわゆる三角水域での、カニを含む生物資源に関する調査を日ソが共同で行っていこう、その窓口として、日本側は北海道水産会を指定をする、細目についてはソ連側のしかるべき窓口と、日本側窓口であります北海道水産会が協議をしていこうということが決められたわけでございます。
○京谷政府委員 お話がございましたように、昨年末の日ソ地先沖合漁業交渉の結果、北方四島に囲まれましたいわゆる三角水域での、カニを含む生物資源に関する調査を日ソが共同で行っていこう、その窓口として、日本側は北海道水産会を指定をする、細目についてはソ連側のしかるべき窓口と、日本側窓口であります北海道水産会が協議をしていこうということが決められたわけでございます。
それからもう一つは、六十一年度日ソ地先沖合漁業交渉で、通称三角地域と言われておりますここの操業ができなくなる。これは地元の沿岸漁業の方々にとりましては大変な打撃でありまして、零細な漁民の方々でございますので、何とかこれらの方々に対する施策をというのが地元からの強い要望であり、これは長官もまた担当の方々もよく御存じのことだろうと思います。
したがいまして、この漁場につきましては近く行われる予定の日ソ地先沖合漁業交渉におきまして、日本側といたしましてぜひともこの水域での操業が確保されますよう努力をしてまいりたい、かように考えております。
本年の日ソ地先沖合漁業交渉あるいは日ソサケ・マス交渉等で漁獲量の大幅な削減を余儀なくされたわけであります。今回、政府が北洋漁業対策として発表されました内容を拝見しますと、政府としてはいろいろ御努力もあったとは思いますが、漁業系統が要求されたいわゆる救済対策経費に対する五分の一程度ぐらい、総額にして百九十五億六千万という、我々がこれまで漁業問題を取り扱ってきた内容では極めて低額の内容であります。
特に今回の日ソ地先沖合漁業交渉なんかでも大変根室は打撃をこうむっているものですから、これから少し貿易関係でも力を入れなければいけない、そのためには何とか今の根室港の開港を花咲港に振りかえてくれ、根室、花咲というのはこれは重要港湾で今一つになって運輸省では仕事を進めておるのですけれども、大蔵省でもその配慮をしてもらえないかという話が当然行っていると思うのですけれども、その点いかがでしょうか。
間もなくまた明年の日ソ地先沖合漁業交渉が始まるわけですので、過日北海道水産会からも要望書が来ておりますけれども、こういうことが起きないことを望みながら、ひとつその御努力をお願いいたしたいというふうに思います。 水産関係については以上で終わります。 次は、国鉄の関係についてちょっとお伺いをいたしたいというふうに思います。
例えばことし一月に日ソ地先沖合漁業交渉でとられたような措置、暫定出漁、これはサケ・マスの交渉の方でも何とかとるように交渉してみてはどうか。地先沖合漁業協定のような相互に入れ合う場合とはちょっと事情が異なることはよくわかるのですけれども、しかし、おくれているこの実態、そのことによる大変な経済的な打撃、そういうことを含めてその辺いかがでしょうか。
○菅野久光君 ちょっと水を差されたような格好になってしまったわけでありますが、日ソ交渉にかかわるカニ、ツブ、エビの問題でありますが、さきの日ソ地先沖合漁業交渉で民間協議に移行させられたカニ、ツブ、エビの交渉についてお尋ねをいたしたいと思います。 私は、二月の二十六日の当委員会で、日ソ双方の意見が大きく食い違ったまま一向に妥結の見通しが全く立っていないこの交渉について政府の見解をただしました。